キャットフードの主原料は何?
キャットフードの原材料を見てみましょう
愛猫の主食になっているキャットフードですが、主な材料には何を使っているかご存知でしょうか?
パッケージの裏面や側面には必ず「原材料」の表示があります。
ペットフードの表示については、農林水産省の指針として、原則として使用した原材料(添加物を含む)をすべて記載することになっています。
またペットフード安全法では原材料名の記載順序は特に規定していませんが、消費者に対する適切な情報提供の観点からは、原則多い順に記載することが望ましいとされています。
このためその表示内容の始めの方から2~3番目までに書いてあるものが主原料になっています。
キャットフードの種類によってチキンやターキーなどの肉類、サーモンなどの魚類、トウモロコシや小麦などの穀物類・・色々な種類があります。
猫は本来肉食動物
猫と犬の食性の違いをご存知ですか?
犬は人間と暮らし始めて元々の肉食から雑食へと進化したのに対して、猫は今でも純粋な肉食動物です。
このため猫にとっては動物性タンパクがとても重要であり、肉や魚が主原料であるキャットフードが理想的な食事となるのです。
キャットフードに穀物が入っているわけ
猫は本来肉食動物なので、本来は新鮮な肉だけで十分に生きていくことが出来ます。ではなぜトウモロコシや小麦などの穀物類が入っているのでしょうか?
キャットフードでも穀物類がメインとなっているものもありますが、その中にはヘルシーさやダイエットを前面に押し出していますが、実際のところ経費節減の意味もあるそうです。
このためプレミアムフードとよばれているものは、猫の健康を考えて穀物の使用量が少ないものや、完全にお穀物を使っていない「グレインフリー(穀物不使用)」をうたっているものもあります。
猫は穀物類を消化することは苦手です。猫のことを考えれば出来るだけ穀物メインのキャットフードをさけて、肉類主体のキャットフードを食べさせるようにしましょう。