キャットフードの着色料
着色料とは食品をはじめ様々な製品に色を付けるための物質をいいます。食品に添加するの着色剤は見た目をよくするために使われ、食欲を増進させるなどの効果があります。
着色料には自然成分から抽出したものと、化学合成によって作られた合成着色料があります。
キャットフードにも様々な着色料が使われる場合がありますが、その理由はキャットフードを美味しそうに見せるためです。
着色料を含まないキャットフードは、様々な原材料が混ざり合った結果、灰色や茶色などの暗い色になってしまいます。
キャットフードのメーカーはこのままだと美味しそうに見えないので、着色料で色を付けているのです。
主な着色料
キャットフードに使われている着色料は様々なものがあります。主なものには
・赤色40号(アルラレッドAC)
・赤色102号(ニューコクシン)
・黄色4号(タートラジン)
・青色1号(ブリリアントブルーFCF)
などがあります。
合成着色料の危険性
これらの合成着色料は食品添加物でとして一般的に使われているのもばかりです。このため通常使用する範囲であれば、健康被害を及ぼすことはないとされています。
しかし合成着色料の中には発癌性を疑われたり、染色体異常やアレルギーの原因物質ではないかと言われていいるものもあります。
猫にはどのように見えている?
猫は赤色を識別する能力が、人間に比べ劣っていると考えられています。このためキャットフードが赤色やオレンジ色に着色されていても、猫には何の意味も無いのです。
キャットフードに美味しそうに見える色が付いているのは、猫のためではなく飼い主が美味しそうと思って買ってくれるためにあるのです。
自分の愛猫の健康を考えたら、不要な着色料や添加剤を含まないキャットフードを与えたいですね。
Writer:K.K